第3節 Vファーレン長崎対浦和レッズ
ウィークデーの水曜にアウェイ名古屋でルヴァン杯予選をこなし、4-1と勝利し、相手がターンオーバー的に戦力を下げたとは言え、欲しかったエース興梠の2ゴールとルーキー荻原の2得点と明るい材料になったのは言うまでもなく、中2日ということで埼玉に帰らずに敵地長崎へ移動した。
名古屋戦での勢いそのままにリーグ戦初勝利を目指す。
相手は今シーズンからJ1に昇格したVファーレン長崎。ここは格の違いをみせつけなくてはいけない。
浦和は第1節のFC東京戦と同じスタメン。前節ベンチにも入らなかった柏木が先発に復帰した。
長崎市からは電車で30分程の諫早市にある。駅からスタジアムまでの道ではアウェイサポーターを歓迎してくれ、お茶やカステラ、牡蠣などを振舞ってくれ、いまだかつてない歓迎ぶりに悪い気はしないものである。
試合は、前半は良い感じでボールを回せているもののやはりアタッキングサードからの崩しやシュートシーンが非常に少ない。この試合も縦パス禁止令が敷かれてるのか?と思うくらいチャレンジが少なく得点の匂いがしない。
この展開に慣れつつあるのが何とも言えない気分になる。
前半終了間際、ペナルティーエリアで相手を倒してPKを献上。0-1で折り返す。
後半の入りが最悪で、パスミスからのカウンターからあわやのシーンを再三招く。しかし、そこは相手に助けられ、失点を免れると、交代直後のズラタンがCKを頭で合わせ同点。
またしても流れからの得点はなく、なんとかドローに持ち込んだという表現がぴったりな試合となった。
この試合ですが、相手は初のJ1、相手よりも多く走り勝つ戦術で来るのはセオリーとも言える。それに打ち勝つだけの強さを見せつけなくてはいけなかったが、全く影を潜めた。
確かに一対一の攻防やパスワーク、空中では浦和が一枚上手だが、結果がこれでは何の意味もなさない。
固定メンバーよりも調子の良い選手を使うはずじゃなかったのかい?掘監督。
これで3節終わって2分1敗。このままズルズルいく数年前の暗黒の時代が再びやってくるのは勘弁して欲しい。
次はこれまた暗黒の時代になりつつあるガンバとのルヴァン杯。
昨年から、カップ戦は強いからある意味こちらの方が楽しみかも知れない。
最後に、トラスタはアウェイ側からは時計が全く見えないからどれくらいの時間が過ぎたのか分からない。
ジャパネットさん、電光掲示板を付けてとは言わないから、せめて時計を付けて下さいよ。