☆ダイヤの夜明け〜浦和紅宝石〜

浦和レッズサポーターのブログ、フットボールの楽しさを伝えていけたら…

第2節 浦和レッズ対サンフレッチェ広島

今年もやって来ましたホームでの開幕戦。

いつもは開幕というと底冷えして、日影に入ると火の気が恋しくなるのですが、この日の気温はとても3月とは思えず、日なたでは半袖で過ごせるのでは?と感じる汗ばむ陽気になった。

日焼け止めクリームの存在を忘れていたこの時期、後悔の念を抱いたのは言うまでもない。

 

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さて、前節FC東京に引き分けた浦和。今日は是が非でも勝点3を取り、これから上昇気流に乗りたいところ。

スタメンに柏木の名前がなく、前節ベンチの阿部がスタメン。青木とダブルボランチを組んだ。

他は前節と変わらぬメンバー。

 

試合は前半は広島ポゼッションで進む。お互いに縦パスがほとんど入らず圧力がない。

浦和は特にサイドに拘り過ぎるのか、バイタルエリアまでなかなかボールを運べない。

前半も終わりそうな時間帯にSBの遠藤から中央に優しいセンタリングが上がり、前線に上がっていた青木が頭でたたき込み先制する。

前半1-0で折り返す。

 

後半に入ると浦和が圧力を高め、ゴールに迫るシーンもあったが、僅かなチャンスをものにした広島が同点にし、更にもろいと言う言葉がぴったり当てはまる守備を見事に決められ、広島に逆転され、前線の選手を変えるも攻撃の形が皆無な浦和はあえなく敗戦。

FC東京戦に続き得点の匂いがほとんどしないゲームに終始した。

 

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まず、このゲームですが、唯一の見せ場の得点シーンは遠藤が青木にどうぞ決めて下さい。という表現がしっくりくる様なクロスを上げ、一瞬興梠と見間違うような叩きつけるヘディングでゴールを決めたとこは良かったと思います。

ただ、この得点はあくまでSBとボランチが得点に絡んでいる訳で、前節もCBの槙野の得点ですので、2試合して前線の選手がゴールに絡んでないのですから、ゲームを通して得点の匂いが無いのは、必然と言えるでしょう。

あとは非常に横パスが多い。横パスからのサイド。この形だと相手は非常に守りやすいし、怖さは半減するでしょう。縦パスを織り交ぜてサイド攻撃も仕掛けない限り効果的な攻撃にはならないし、単調な攻めで非常に引き出しがない攻撃になってしまいます。

更に選手交代のタイミングが遅かった様に感じました。それに選手のポジションを変えずに入れ替えるだけですから、当然圧力はかからず、ピッチに明確なメッセージが伝わって来ない。

うまくゲームを運べてるなら交代が遅いのも理解出来るが、逆転されてから変えてる様では後手を踏んでるとしか捉えられないでしょう。

柏木不在だったとは言え、ゲームメークも出来ない。

フリーキックを誰が蹴るか戸惑っている時点でチームとして同じベクトルでサッカーをしているように感じられないのは非常に不安材料であります。

 

さて、次は若手や控え組が出てくるルヴァン杯。好調の名古屋戦。この試合をきっかけに浮上の鍵を掴んで欲しいですが。

 

そして週末は昇格組の長崎戦。この試合の結果如何では進退問題に発展する可能性もありそうです。

 

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「未来を変える力」は自ら引き寄せられるはずです。